今日は初期研修(研修医)について書こうと思います。
初期研修の研修先は、普通、大学受験のように全国の行きたい研修先を選び、マッチングという就活的なことをして、研修病院との間で条件が合い、雇ってもらえるとなれば、その病院で研修できます。
病院によっては種々の理由で人気がある病院とそうでない病院があります。人気病院となると、倍率は高く、マッチングしなければ、大学入試でいうと後期試験のような制度で二次マッチングを目指す形となります。そのため、思いもよらない病院に研修に行くことも稀にあります。
地域医療枠の人はと言うと、
選択肢が制限されます。出身大学が所属する地方自治体(以下、地元と記載します)管轄の病院で研修をすることになります。
つまり出身大学の存在する都道府県の病院です。大学病院でもいいし、公立病院でもいいです。
*2022年現在は研修システムが多少異なります
同級生が、
「っしゃ! 東京行くぜーーー!」
とか言ってる中で、進路がほぼ決まっている状況になります。
地元で勤務するのが何ら苦でない人にとってはなんとも気になりませんが、私のように、
「都心で働きたい」 「他府県に行きたい」
って人にとっては中々に苦痛です。
大学6年のマッチングの時期はけっこう病みます。
マジで泣きます。彼女(彼氏)と別れないといけなくなる人もいます。
だけど
安心してください。
たったの9年働けば、自由になれますから!
奨学金1000万チャラになりますから!
ちなみに私は、都心部に行きたくて、借りていた奨学金を全額返済するつもりで金持って県庁へかけこみました。
対応してくれた職員が優しくて、
「じゃ、今まで君を医者にするのにかかった金額、1億くらいかかってるから、それ含めて損害賠償という形で返してネ☆」
って。
あまりに優しかったので結局、金持って帰りましたよ。
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